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2008年12月

年の瀬のご挨拶。

仕事柄、年末年始は多忙を極めており、更新がストップしてしまいました。申し訳ありません。

しかしそんな2008年もあと1時間弱で終わりを告げようとしています。
今年6月からブログをはじめ早半年。みなさまのご支援のおかげでなんとか頑張ってこれました。
この記事で159件目となり、そのうち150回は虫の画像を掲載することができました。

特にあまり専門的な知識がない僕にいつもご教示いただいたチーム神奈川と虫我像掲示板のみなさん、VIP虫スレのみなさん、mixiコミュ昆虫写真を載せよう会のみなさんに厚く御礼申し上げます。

来年も皆様に昆虫の素晴らしさを少しでも知って頂けるよう、精進していくつもりであります。

それでは皆様、良いお年を。


200/12/31 川北和倫

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新発見?/ユキムカエフユシャク&クロバネフユシャク

同定自信度 -

僕のよく行くフィールドでのことです。(まあ大体どこだかわかってるでしょうがwww)
先日、フユシャク探索に行き一頭のフユシャク♂を発見しました。
「おっ シロオビフユシャク・・・かな?でもなんか妙に白いなあ・・・個体差?」

その画像をとある掲示板に貼ったところ「これはユキムカエじゃ・・・・」という指摘が。

え?ユキムカエって山地性でしょ?まっさかー!シロオビだよシロオビー・・・
僕の頭にはハナからユキムカエという選択肢はありませんでした。

そうです。ユキムカエフユシャクは「標高1000m以上の山地に生息している」
これが僕の頭にはありました。まさかこの標高10mもないようなところに居るわけは・・・・

しかし、どうも気になるので採集してみようと思い、今日リベンジを敢行。
そうしたら・・・ 明らかに色が違う二頭が撮れました。



これは・・・個体差と言っていいものか?
ユキムカエを生で見たことない僕には判別がつきません。
白い個体は計三頭発見、捕獲。黒っぽいのはよく見るシロオビとすぐわかります。
※12/28 蛾LOVE様の指摘によりシロオビではなくクロバネフユシャクと判明。訂正致します><
この白い個体達の素性がユキムカエなら・・・

「ユキムカエフユシャクは平地~山地に生息する」

このように生息地を書き換えなければいけません。それとももう前例があるのかな・・・
ユキムカエフユシャクが食樹とするヤマハンノキではありませんが、ハンノキは多いところです。
続報をwktkして待っててください。

最初に見つけた白い個体を。



2008/12/26
OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro


-続報-
実物を「ある蛾屋の記録」の蛾LOVE様に郵送して鑑定して頂いた結果、やはりユキムカエフユシャクとのこと。
新発見ではありませんがかなり珍しい事例のようです。二例目だとか!
山地性、という認識は改めた方がよさそうです。
引き続き、某公園にて調査をしてみたいと思います。

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蝶か蛾か/イチモンジセセリ

同定自信度 ★★★☆☆

どっこにでもいるチョウです。素早い動きで花から花へ飛び回り、都会の庭先にも普通に見られる種です。
しかし、一般的にはガと思われてるようです。なんで?

セセリを蛾だと思っている多くの人が述べる理由ベスト1

色が汚いから。


これはひどい・・・・


まず「セセリチョウの色が汚い」  
汚いってなんですかwwwwwただの茶色でしょwww あんた茶色の服着ないんですかと小一時間(ry

そして「汚いからガだと思う」
なんすかその偏見wwww いや偏見というのは世の中からなくならんのです。
その偏見を少しでもなくすため僕はがんばるのです。

話がそれました。オオチャバネセセリにも似てるのですが、オオチャバネのほうは白い紋が整列しておらず、ガタガタに配置されているのですぐわかります。僕はなかなか会うことができないのですが、これも普通種です。



2008/09/02 秋が瀬公園にて


くんくんしてます。


2008/07/14 川口市グリーンセンターにて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
上の画像のみリングフラッシュ RF-11使用

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シンプル、イズ、ベスト。/キイロテントウ

同定自信度 ★★★★★

5mmあるかないかの小さなテントウムシです。
テントウムシという名前なのに点がありませんww 黄色一色です。
木の幹とかにいてもすごく目立つんですよねw この時期に見つけやすい昆虫でもあります。
春先になると越冬個体も見られ、虫散期にはとても愛しい存在です。

しかしなんでこんな目立つ色に・・・ 黄色は危険を知らせる色、ということでこの色に落ち着いたのでしょうか。



よく見るとテントウムシだなあというフォルムです。



2008/12/21 秋が瀬公園にて
OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+エクステンションチューブ EX-25

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日本最大種/オオゴマダラ

同定自信度 ★★★★★

南西諸島に生息する日本最大のチョウです。手の平くらいは余裕であるんじゃないかな・・・
どっかでは新聞蝶とか呼ばれてるとかなんとか。飛び方はなんかフワワワ~って感じです。
飛ぶというより浮いている感じ?

それはそーとこの写真、南西諸島で撮ったものではありません。
オオゴマダラは個体の生息範囲が狭いため、飼育がしやすいらしくよく昆虫館で飼育されています。
この子も多摩動物公園の昆虫館で撮影しました。
ここは冬でも色々な蝶がいるので虫撮りストには重宝する場所です。年が明けたら行こうかなw



2008/04/03 多摩動物公園にて
OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

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貢献者/キイロショウジョウバエ

同定自信度 ★★★★☆

体長2mm程度ととても小さなハエ、ショウジョウバエです。
このショウジョウとは架空のサルのことみたいですね。
目が赤いのがそのショウジョウとやらに似ているからショウジョウバエというみたいです。

このキイロショウジョウバエは遺伝の研究に多大なる貢献をしていることで有名ですね。
コイツらの遺伝子を調べてガンやらの研究に役立てているというからスゴイものです。

とはいえ特別なハエというわけでもなく、どちらかと言えばゴミ箱から勝手に発生してるようなイメージ
しかありませんwwもちろん無から出てくるわけはないんですが、そう見えてしまいます・・・
腐った果実なんかが大好きで、外でカキなんか落ちてると大量にたかってたりします。

しかし、糞などにたかることはなく意外と清潔なハエだったりします。
見つけたら可愛がってみると新しい道に目覚めることができるかも・・・?



2008/11/17 秋が瀬公園にて
OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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僕の始発点/オカモトトゲエダシャク

同定自信度 ★★★☆☆

古い画像を引っ張り出してきました。僕が初めて蛾を撮る為だけに遠征したときの写真です。
(虫撮るためにカメラ買ったのもありますが、それまでは家族旅行のついでとかだったんですよね)
そしていきなり職質されたのも良い思い出wwwwwwwww

本題に入りこの子、ちょっと変わったエダシャクです。
似た種にクワトゲエダシャクというのがいますが、相違点がイマイチわかりません><

シャクガ科のなかでにエダシャクの仲間というのは、羽を目一杯広げて止るイメージがあります。
しかしこの子はTの字に折りたたんで止るんですね~
僕は最初シャクガとも思いませんでした>< 同定に苦労した覚えがあります・・・

最初はこんな風に整理してたんですがだんだんとメンドクサくなり・・・いつのまにか辞めてしまったw
それだけならまだしも元画像がない>< まあまた来春撮りに行きます。



しかしピンボケがひでえwww

顔はシャクガ系に似合わないモフモフの可愛い顔です。



2007/04/07 群馬県碓氷峠休憩所にて(書いてあるっちゅーねんwww)
Canon PowerShot S3 IS

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看板に偽りアリ/ミドリハガタヨトウ

同定自信度 ★★★★☆

ミドリハガタヨトウなんて名前を聞いたらどんな緑してるんだろう?と思うのが人情です。
しかしこの子はそんな期待を軽く裏切ってくれます。緑を探す方が難しいっちゅーねんww
これっぽっちの緑を持ってるだけで名前につけないでくれよ・・・

チョイトミドリヨトウとかなら納得するのにwww


いたって普通種ですが、わりと晩秋まで見ることが出来ます。



前から見たところでミドリが目立つわけでもありません><



2008/11/18 秋が瀬公園にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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夜鷹/ムラサキアシブトクチバ

同定自信度 ★★★★★

米軍の戦闘機にF-117ナイトホークという機があるのですが(知らない人はグーグル先生に聞いてみよう!)
コイツそれに似てるんですよねwww 見た瞬間ナイトホークを思い出しました。
本家ナイトホークは世界で初めて実戦機にステルス性能を備え、ステルス機の代名詞とも言える存在であり
(ここは虫ブログなので以下割愛)

要約すると本家は敵のレーダーから身を隠すという性能を持ってるわけです。虫で言えば擬態になるかな?
コイツはといえば・・・ 葉っぱの上にでーんとその身を預け、目立ちまくる存在。せめて枯葉の上とかさ・・・
隠れようよwww この特徴的な三角形は見た者に充分なインパクトを与えると思います。

しかし蛾の仲間というのはけっこう戦闘機チックなものが多いような気もしますね。



回折ボケがひどいな・・・w

2008/10/02 秋が瀬公園にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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死の直前/ハラビロカマキリ

同定自信度 ★★★★★

ボーナスが出たのでNEWレンズを購入しました。「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」
魚眼レンズというヤツです。結構昆虫写真では重宝されてるレンズで、欲しかったレンズです。

ということで今日は試し撮りをしに出かけたのですが、思わぬところでハラビロカマキリに遭遇。
まだ頑張ってるんだな~と思いつつ撮影したのですが、撮影から3分後くらいで木から落下。
拾い上げるとピクリとも動きません。カマキリの死んだフリなんて聞いたことないしご臨終したものかと思います。

最後の瞬間までポーズ取ってくれてたのになあ・・・



まだ魚眼特有のクセに慣れてませんねw でも楽しいレンズです。


2008/12/10 川口市荒川河川敷にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

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耳ではありません。/ミノオマイマイ

同定自信度 ★★☆☆☆

ノンネマイマイと区別が難しい・・・
ミノオの地色は若干灰色というのが区別点なのですが、
僕の中では地色が真っ白なのがノンネと処理しています。灰色・・・かかってるよね?ね?

マイマイガ♂の特徴といえば、このウサ耳です。
.なんでこんな形になったんでしょうね?フェロモンをより感じ取るために大きくなったと思いますが、
これって音が良く聞こえるように進化したウサギの耳と相通じるところがありますね。
これも収斂進化って言えるのかな・・・



顔の可愛さは何度も言いますが蛾類トップレベルです。


2008/08/02 栃木県日光市馬返にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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ホログラムシール/ウリキンウワバ

同定自信度 ★★★★★

畑によくいる蛾です。その名の通り、幼虫はウリ類を食草として育つので、農家の嫌われ者です。
ところでこの蛾、見る角度によって色が変わるんですよね・・・ 金色に見えたり、黒っぽく見えたり。
特に顕著なのが外縁(羽の一番外側の部分)付近にある紋。ここがものすごく変わります。
では、ご覧下さい。 撮影設定は全く同じです。




ほんのちょっと角度を変えて 外縁付近の紋にご注目



ね?全然違うでしょ? 不思議ですねえ・・・

2008/10/02 秋が瀬公園にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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愛情たっぷり/エサキモンキツノカメムシ

同定自信度 ★★★★☆

背中のハートマークが特徴的なカメムシです。
モンキツノカメムシに似てますが、背中の紋が逆三角形でハート形をしていないので見分けられます。
厳密に言うと逆三角形に限りなく近い紋をしたエサキもいるのですが・・・

また、♀が産んだ卵を保護する、ということでも有名なカメムシです。珍しいですよね・・・
腹の下に卵を隠し、外敵から守っているんです。まさに背中のハートマークに恥じない愛情を見せてくれます。



カメムシって正面から撮ると宇宙人みたいなのが多いんですよねw



2008/10/02 秋が瀬公園にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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見た目は子供、中身は大人!/ササキリ

同定自信度 ★★★☆☆

いつ見てもなんかの幼虫かと思ってしまうこのフォルム。
普通の直翅のイメージからすると小さいんですよね。2cmくらいかな?色も緑より黒い模様が妙に目立つしw

直翅は苦手なので無印ササキリかどうかも怪しいのですが・・・たぶん無印だと思います。
草むらに普通に見られ、ギチギチギチと鳴きます。昼間鳴いてることが多いかな?

直翅だと書くことないなあ・・・



2008/11/13 秋が瀬公園にて

OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用

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子供から大人まで/ホソヘリカメムシ

同定自信度 ★★★★☆

公園などの草木によくいるカメムシです。一見すると成虫はハチ類に、幼虫はアリに見えます。子供から大人までずっと他の昆虫に擬態して生きているカメムシです。
春先から秋口まで平均して見ることが出来るので、「あとで撮ればいいや病」の為撮る機会を逃してたと思いますw
来年はもうちょっとスポットを当てて撮ってみようと思います。

まずはアリに擬態してる幼虫から



2008/10/13 川口自然公園にて
OLYMPUS E-510 
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
リングフラッシュ RF-11使用

続きまして 成虫


微妙にピントが前・・・



2008/11/18 秋が瀬公園にて
OLYMPUS E-510
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+ 2x Teleconverter EC-20
リングフラッシュ RF-11使用


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